フィリピンは日本製がたくさん

ダバオのトリルを歩いているとトライスクルが沢山走っている。この街には信号が無い。この街ではトライスクルが主な交通手段 1人10ペソ ちょっとした移動でも利用する。 歩いて行く事はまず無い。フィリピン人は暑さに弱い。日本人よりかなり弱い。私が日中に散歩をすると 必ず病気になるとしかられる。最近はあきらめているみたいだが。                                  このトライスクルは数が多いから 渋滞がひどくてゆっくり走る。この街には信号機が無いが横断するのには困ることは無い。どこを渡るのもすぐに止まってくれるから自由に横断できる。                               ちょっと遠出するのにはジープが利用される。トリルからダバオの街までは距離によって少し違うが20~30ペソ位で行ける。 ただギュウギュウ詰だから窮屈ではある。 体格の良いおばさん達が多いので無理やり詰め込まれる。人数制限で重量制限は無い。基本的に積載オーバーはなさそうで積めるだけ積む 長さも高さも関係なさそうである。    少しお金があるとタクシーを利用する。お金はかかるが楽に行けるから快適でクーラーも完備されている。この3種類の交通機関で移動する。             走っている車を見るとトヨタニッサン、ホンダ、スズキ、ミツビシ、マツダ、等 日本車がとにかく多い。バイクもトラックも日本製 中古のトラックは日本語の会社名を消さずに走っているのを見ることもあるが中古より新車がかなり走っている。    なぜだかこの国は高級車の密輸入が多いらしい。 誰が買うのだろうか?近くのモールの中にもニッサンの車が展示されている。従業員はいるのかいないのか、ホコリまみれで2台置かれている。                             車以外にもテレビのCMでは 化粧品、洗剤、オムツ、コーヒー、など日本でよく耳にする製品名が流されている。                          ただ不思議なのは日本製の電化製品が見当たらない。それも全くである。 洗濯洗剤のCMは洗濯機ではなく洗濯用の桶で洗っている。モールに行っても 炊飯器、扇風機、洗濯機、冷蔵庫、電子レンジ、懐中電気、乾電池まで日本製は見当たらない。日本製が高いから置かないのか分からないが とにかく無い。車でも日本製は高いだろうになぜだろう。皆は日本製が壊れなくていいと言うのだが 電化製品に関しては 全く見ない。食品も日本製がいくらかは置いてあるがやっぱり少し割高ではある。でも買う人はいるからいいものと認めてはいるみたいだが。                  日本製を使い慣れているとフィリピンの製品(中国や韓国?)は使えない物が多い。 今までで全く使えなかったのが(缶きり) 我が家では缶はナイフで開ける。    包丁の先端は砥いでも直ぐに切れなくなる。今まで日本タイプの缶きりを3回買ってみたがどのタイプも使えない。切れないのではなく缶に掛からないから使えない。   こちらの缶切りは回転させるタイプで まだ使ったことが無い。日本ではダイソーでも十分に使える缶切りが有るのに よくこんな品物を売っているなと感心してしまう。もっとも未だにフィリピンでは(安かろう悪かろう)の製品が当たり前にまかり通っているみたいで(安物買いの銭失い)を実感している。でも高いものがいい物とは限らないのがやっぱりフィリピンらしいところかも。                    モールの文具売り場に小さな国旗の置物があるが、いろんな国の国旗が有るのに    日本とアメリカの国旗がいくら探しても見つからない。きっと中国製なのかな。   いろいろ見て考えると 結構面白い国です。